ゴルフ初心者のあなたは、シャフトにはどのような種類があってどんな硬さなのか、重さはどれくらいあるのかなど全く分からないですよね！？シャフトなんてなんでも同じじゃないの？なんて思っていたらだめですよ！
これからシャフト選びの4つポイントのお話をしますので是非参考にして下さいね。
シャフトの種類
ゴルフクラブのシャフトには、大きく分けて
- ステンレス鋼で作られているスチールシャフト
- 炭素繊維と樹脂などで作られているカーボンシャフト
があります。
スチールシャフト
カーボンシャフト
遠へ飛ばすことが目的の1つであるドライバーやフェアウェイウッドなどは、カーボンシャフトがよく使われています。アイアンは遠くへ飛ばす事よりも正確性を求められるクラブなので操作性のより良いスチールシャフトが使われることが多いです。
ただ、非力な方や女性の方は比較的カーボンシャフトが使われています。シャフトの性質は、製造方法によってカーボンもスチールも硬さやしなり方は違いますのでご注意ください。
シャフトの性質は
- フレックス（硬さ）
- 重量
- 調子（しなるポイント）
- トルク（ねじれ）
があり組み合わせは多数あります。しかし、同じ組み合わせでもメーカーによって微妙に変わったりしますので購入前にショップなどで試打することをおすすめします。
１）フレックス（Ｆｌｅｘ）（硬さ）
どのメーカーもカタログやシャフトにフレックスが表示されています。柔らかい順にＬ，Ｒ、ＳＲ、Ｓ、Ｘがあります。
一般的男性はＲもしくはＳＲ、力のある男性はＳ、男子プロゴルファーなどはＸシャフトなどが使われます。私の場合は、そこそこヘッドスピードがあるのでＲやＳＲシャフトでは柔らかすぎます。かといってＸでは硬すぎるのでゴルフを始めたときからSシャフトを使っています。
２）重量（Ｗｔ）
クラブ総重量は、ヘッド+シャフト+グリップの重さからなっています。その内1番重いのがシャフトです。重いシャフトはヘッドスピード（クラブを振るスピード）が速いハードヒッター向け、軽いシャフトはスインガータイプの方に向いていると言われます。
重すぎると振り切れずにヘッドスピードが極端に落ちて結果的に飛距離が落ちてしまいます。また逆にシャフトが軽すぎるとヘッドスピードは速くなるかもしれませんが、ボールに伝える力は大きくならずこれもまた結果的に飛距離が落ちてしまいます。
結果、シャフトには適度な重さがあった方がボールは飛ぶようになります。
ドライバー用のカーボンシャフトは軽いもので40～60ｇ、重めなもので70～90ｇのもの
まであります。日本で市販されているシャフトは50ｇ台のものが圧倒的に多くあと60ｇ台、70ｇ台のものが一般的にみられます。
アイアンのスチールシャフトは90ｇ～130ｇ、
カーボンシャフトは40ｇ～80ｇのものが一般的ですが、最近は80ｇ以下の軽量スチールも出回っています。
ちなみに私はのドライバーは60ｇのシャフトをアイアンは90ｇのスチールシャフトを使っています。軽すぎると振りすぎてしまいますし、重いと振りきれないのでショップにてスイングをチェックしてもらい自分にあったシャフトを選ぶようにしましょう。
３）キックポイント（ＫＰ）（調子）（しなるポイント）
キックポイントとは、シャフトが一番しなる部分のことです。
その分類として
- 先調子・・・ゴルフクラブの先端がしなりやすくヘッドが走りボールが上がりやすくアマ チュア向きです。
- 中調子・・・シャフトの真ん中辺りにキックポイントがありシャフト全域が均一にしなるようなに感じます。万人向けのシャフトです。
- 手元調子・・・シャフトのしなりが小さいので正確なショットが打ちやすく、上級者向きです。
私の場合は、いろいろ試してみた結果、先調子ではしなりすぎるし手元調子では硬さを感じるので中調子を使うようにしています。これが一番しっくりくるように思います。初心者の方には先調子もしくは中調子がおすすめです。
４）トルク（TQ）
トルクはシャフトのねじれ度合いを示す数値で、この数字が大きいほどよくねじれるシャフトということになります。
- トルクの数値の小さいシャフト：ねじれる度合いが少ないので手の動きに対して敏感に反応してくれます。なのでクラブヘッドの操作性、コントロール性がいいということになります。上級者やプロゴルファーなどが好んで使うことが多いです。
- トルク数値の大きいシャフト：ねじれる度合いが大きい分、クラブのコントロール性は下がりますが、トルクが大きいことによりスイング中にどこかに狂いが生じてもそれを修正してくれます。初心者には、トルクの数値が大きい方がおすすめかと思います。
私はクラブ購入時、3.0~4.0辺りのトルクのものを選ぶようにしています。初心者の方は、
4.0前後のものを選べばいいかと思います。
まとめ
- フレックス：柔らかい順にＬ，Ｒ、ＳＲ、Ｓ、Ｘがあり初心者の方にはＲがおすすめ。
- 重量：ドライバーで40ｇ～90ｇ アイアンでスチールは90ｇ～130ｇ、カーボンは40ｇ～80ｇ。自分にあった重さを選ぶ。
- キックポイント：シャフトが一番しなるところ。初心者は先調子～中調子がおすすめ。
- トルク：数値が大きい→ねじれ大、数値が小さい→ねじれ小。初心者は4.0前後がおすすめ。
前述したように各メーカーによって同じスッペクでも微妙に違ったりしますので、購入前にはショップにて相談及び試打することをおすすめします。さぁ、早速 自分にあったゴルフクラブを購入してバリバリ練習しましょう！