松山英樹のパットが次々に決まる理由のひとつにパターをマレット型パターに変更したことが大きくかかわっているようです。プレーヤーズ選手権の優勝と賞金ランキングでも全米1位になった松山のパターの変更と2017年の最新クラブセッティングについてお話していきたいと思います。
マレット型パターに変更後即優勝!
松山英樹がWGCブリジストン招待より、今まで愛用していた『スコッティキャメロン ニューポート2 GSS』ピン型ブレードパターから『テーラーメイド TP Collection mullen プロトタイプ』のマレット型パターに変更しました。
パターを変更した松山は最終日に1イーグル、7バーディの“61”のコースレコードタイで2位と5打差をつけ圧勝しました。
この“61”のコースレコードは過去にタイガーウッズと松山が同じ組でラウンドした時に、タイガーウッズが叩き出したコースレコードです。
今までほとんど変えることがなかったパターをこの大会からマレット型パターに変更投入した結果がこの圧勝につながったと誰もが認めるところです。
契約メーカー以外のパターを使用しているためマレット型パターに変更した理由については、松山から詳細に語られることはないと思いますが、おそらくは今までのスコッティキャメロン ニューポート2 GSSよりも開閉がゆるやかなため、ねらったラインを出しやすく、スライスラインでもしっかりと出球を左に出せるタイプを選んだように思われます。
テーラーメイド TP Collection mullen プロトタイプのマレット型パターを使用した結果、初日こそ6ボギーとしたものの、4日間で23個のバーディを奪ったことからパター変更は成功したといえるでしょう。
ちなみに、パターを変更したこの大会の平均パット数は、初日(1.636)、2日目(1.867)、3日目(1.667)、最終日(1.438)でトータルパット数での順位は8位の成績です。
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2017年最新クラブセッティング!
今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで調子の上がってきている松山英樹ですが、パター以外のクラブセッティングもファンのあなたなら非常に気になるところですよね?!そこで、2017年の最新のクラブセッティングを紹介します。
松山は、ダンロップと契約していますのでパター以外のゴルフクラブはすべてスリクソンかと思いますが、最新クラブセッティングはそうではないようです。
- 1W:キャロウェイ グレートビッグバーサ (ロフト9.5度)
シャフト・・・グラファイトデザイン ツアーAD DI-8TX - 3W:テーラーメイド M2(ロフト15度)
シャフト・・・グラファイトデザイン ツアーAD DI-9TX - 3I:テーラーメイド M2ツアー
シャフト・・・グラファイトデザイン ツアーAD DIハイブリッド115・X - 4I~PW:ダンロップ スリクソン Z96
シャフト・・・ダイナミックゴールドS400 - AW・SW・LW:クリーブランドRTX 2.0 Precision Forged(52度、56度、60度) シャフト・・・ダイナミックゴールドS400
- パター:テーラーメイド TP COLLECTION MULLEN
- ボール:スリクソン Z-STAR XV
前述したように松山は、ダンロップの契約選手なので他社のメーカーのロゴの入ったものはNGです。なので、1Wや3Wなどはスリクソンのロゴの入ったヘッドカバーを付けています。
まとめ
- 松山英樹は、スコッティキャメロンのピン型パターから、テーラーメイドのマレット型パターに変更後即優勝という結果を出した。おそらく、狙ったラインが出しやすいという理由で変更したのであろう。
- 松山英樹の2017年の最新クラブセッティングは、すべてスリクソンではなく1Wはキャロウェイのグレートビッグバーサを、3WはテーラーメードのM2を使用している。
2017年8月現在、おしくも松山は全米プロ選手権で優勝は逃しましたが、松山の使用モデルのテーラーメイドのマレット型パターには注文が殺到して品薄状態だそうです。今後も松山が活躍する限り最新クラブセッティングには注目が集まるでしょう。
また、私生活では結婚もし、しかも7月には赤ちゃんも生れたということですから、松山自身もがんばらなくてはという気持ちでいっぱいでしょう。そんな松山英樹のファンの1人としてこれからも応援していきたいと思います。