プロ転向後8戦目にしてライト級、スーパーフライ級の2階級を国内最速で制覇した井上尚弥選手。元アマチュアボクシング選手の父、真吾さんが経営していたボクシングジムで練習していた井上尚弥選手ですが、プロ転向後も真吾さんと二人三脚でここまできました。2017年9月にはボクシングの本場、アメリカで海外デビューを果たしました。
その試合後の海外での反応が凄かったとの情報を得ましたので詳しく調べてみることにしました。また、次戦の対戦相手の情報についても一緒に調べてみたいと思います。
井上尚弥2017年ラスベガスでの試合後の海外の反応が凄いことに!?
ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥選手が2017年9月9日(日本時間10日)に、ボクシングのアメリカカリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで6度目の防衛を行いました。WBO世界スーパーフライ級7位のアントニオ・ニエベスから5ラウンドにダウンを奪うなどして、6ラウンド終了時にニエベス陣営が棄権する意思を示して、井上尚弥選手がTKO勝利しました。
この試合の前に2017年5月21日に行われたリカルド・ロドリゲスとの5度目の防衛戦の話をしますが、この試合は3ラウンドに2回のダウンを奪った井上尚弥選手が3ラウンドTKO勝利を収めました。この時の海外メディアの反応は「井上尚弥にとって殆どスパーリングだった」、「日本のモンスター井上尚弥が美しくロドリゲスをノックアウトした」、「井上は進化していると思う」などといった非常に高評価でした。
この5月の試合ですでに海外の反応が高評価だったことから、今回の試合結果も圧勝だったので更に評価があがったことは間違いないでしょう。今後の活躍が益々楽しみになりましたね。
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次戦の相手はこいつで決まり!?
WBO世界スーパーフライ級で初のアメリカでの防衛戦に臨み、見事に6度目の防衛に成功した王者の井上尚弥選手。同級7位の挑戦者ニエベスを問題にせず、6回終了で相手の戦意を喪失させ、TKO勝ちの完勝でした。”モンスター”との異名もしっかりとアメリカに刻み込んできたことでしょう。
そんな井上尚弥選手の気になるところは、次戦のことでしょう。ターゲットとしていた元4階級王者のローマン・ゴンサレスが2017年3月に元王者のシーサケット・ソー・ルンヴィサイと対戦しフルラウンドの激闘末、負けるという波乱が起こりました。しかも、井上尚弥選手のアメリカでのデビュー同日のメインで、王座奪取と行われたシーサケット・ソー・ルンヴィサイとの再戦に4回TKO負けで王座奪取に失敗しました。
これにより、ローマンゴンサレスとの試合は完全になくなりました。階級をあげるとのうわさもありましたが、井上尚弥選手が「スーパーフライにやり残したことがあるし、この階級でしっかりと形を残したい。統一戦ですね。会長にはお願いするつもりです」とキッパリ答えていました。
IBFチャンピオンのヘルウィン・アンカサスとWBC王者のシーサケット・ソー・ルンヴィサイとの統一戦を早い段階で行いたいとのことでした。ファンの一人として、井上尚弥選手が3団体統一の姿を早く見てみたいですね。
まとめ
- 井上尚弥選手の2017年の海外の反応は、5月に行われたリカルド・ロドリゲスとの5度目の防衛戦を、3ラウンドTKO勝利を収めたことから、一気に評価があがった。
- 井上尚弥選手の次戦の対戦相手は、ローマン・ゴンサレスの予定だったが、ローマン・ゴンサレスに2度も勝利したシーサケット・ソー・ルンヴィサイかIBFチャンピオンのヘルウィン・アンカサスが次の対戦相手になるだろう。
ボクシングの主要団体は、WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)の4団体です。日本ボクシングコミッションではWBAとWBCの2団体しか認められていませんでしたが、2013年4月からIBFとWBOも認定されることになりました。
これにより、同級の日本人チャンピオンも4人まで増えますし、日本人ボクサーでも4団体統一戦が行えるようになりました。今、ノリにノッてる井上尚弥選手なら4団体統一も夢ではありません。是非、日本人4団体統一チャンピオンを早く見てみたいものです。
以上が今回の井上尚弥選手の情報です。最後までありがとうございました。